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気に入った娘

気に入った娘

スターリンは終戦直前に対日参戦して、これを回実に中国に侵攻し、毛沢東の政権奪取に道を開いた。この方針が中国共産党にそれとなく伝えられたのはヤルタ会談直後の二月一八日で、モスクワは「極東問題の解決に際して中国共産党の利益にじゅうぶん配慮する考えである」、という記事がソ連政府機関紙『イズベスチヤ』に掲載された。毛沢東は狂喜乱舞した。ソ連に対する親善の情は延安在住のソ連人連絡員の性生活にまで及び、『イズベスチヤ』の記事が出て数日もしないうちに、彼らは女性をあてがわれた。二月二六日、毛沢東はソ連人連絡将校ウラディミロフに、フ」の町でお目にとまった美人は一人もいませんか?」「遠慮はご無用ですよ……」と、水を向けた。毛沢東は、 一週間後にも同じ話題を持ち出した。「どうです、魅力的な女性もいるでしょう? どの女性も、たいへん健康です。そう思いませんか?

 

オルロフさんにも、 一人ぐらいいかがでしょう? あなたも、誰か気に入った娘がいるのではありませんか?」ウラディミロフは、次のように書いている。夕方になって、 一人の女性がやってきた……恥ずかしそうにわたしに挨拶し、家の片づけに来ました、と言った……わたしは丸椅子をひとつ持ち出して、家の塀の近くにたった一本だけ生えている木の根元に置いた。彼女は椅子に腰を下ろした。緊張しているようだが、笑顔を浮かべていた。そして、わたしのいろいろな質問に感じよく答えた。そのあいだじゅう、脚を組んだまま用心深く待っていた。小さくて細い足に輸襲をはいていた……たしかに、彼女はとびきりの美人だった!……彼女の話では、大学に入学したばかりだという。なんという若さだろう……